[verse] 雨んしぶきば受けながら くわみず川沿い走りよる メーターの灯りが 心ば照らすばってん バックミラーに映る アミュプラザのネオン 夢んかけらは まだ後部座席で眠っとる [verse] 水前寺公園の夜風が ええくらうほど冷たか 銀座通りの客待ち やおいかん時間ばね 「どぎゃんね?」と無線が鳴って ちけぇけん行くばい 熊本城の影が オレば見送るしよる [chorus] 走り続けるタクシー 哀愁ば積んで 誰の涙も シートに染みとるばってん 星の少なか空でも 道は光るけん ハンドル握りしめ 夜ば越えて行く [bridge] ワイパーのリズムが 心拍と重なって 明日ん行き先ば ナビは教えてくれん それでも走らにゃ 止まれば終わるけん 街の息づかいと 今も一緒に歌いよる